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メタ認知と直感のバランス – 自分の思考を客観視し、直感を活かす方法

今回はメタ認知と直感のバランス、自分の思考を客観視し、直感を活かす方法について紹介します。

意思決定を強化するためには、メタ認知を活用し、自分の思考過程や意思決定のバイアスに気づくことが重要です。

ちなみに・・・
メタ認知とは、「自分が認知(考えている・感じている)していることを客観的に把握すること」です。
メタ認知能力を向上できれば、自分自身を客観的に見られるようになります。
それにより、高い目標の設定やそれを達成する力、問題解決能力などを引き上げることができます。

意思決定とは、聞き慣れない単語かもしれませんが、皆さんは日常で気付かぬうちにしていおります。

例えば・・・
友達や恋人とデートのとき、今日の服は何を着て出掛けようかと最初に考えると思います。気温と雨が降るかどうかの確認も含めて、コーディネートを考えて自分に似合うかどうか、今の季節に合うか、色々な要因を考慮して決めると思います。(ちなみに私はこのタイプです)

これも一つの意思決定です。

今回の例ではデートの服装ということに着目したため、無意識に楽しくしていると思います。
そのため「意思決定」という言葉を意識せずに、日々過ごされている方が大勢いると思います。

ちなみに、有名な話ですがFacebook創業者マーク・ザッカーバーグ氏は毎日、白いTシャツしか着ないそうです。

これには理由があり「意思決定できる回数を減らす」と「服装を決める時間を減らし、その分の時間を全て仕事に注ぎたい」ためだそうです。

というように経営者は、服装にまで意思決定に関して、意識しているのですからビジネスに関しても、かなり磨き込まれているでしょう。

意思決定は直感と分析をバランスよく活用することで、データ分析による合理性と直感的な判断が相乗効果をもたらします。データだけでは見逃されがちな感覚的な要素も意思決定に活かすことで、より実行力のある判断が可能になります。


結論

フィードバックの活用 – 他者の意見を取り入れる

データを使った意思決定においては、他社(知人・友人・上司・同僚)からのフィードバックを活用することも効果的です。

異なる視点を取り入れることで、視野が広がり、新たなアプローチや改善点が見つかる可能性が高まります。

定期的にフィードバックをすることで、だんだんと視野が広がりかつメタ認知度が上がります。

  • 具体例:データ分析に基づいてプランを作成した後、チームメンバーからの意見をもらい、見落としや他の可能性を確認することで計画を最適化します。

理由

メタ認知と直感のバランス 自分の思考を客観視し、直感を活かす理由は3つです。

①自己肯定感が上がる

自分を客観的にみれること(メタ認知)で自己肯定感が上がり、純粋に自分自身の良さに気付くことができます。

人は誰でも嫉妬などがあります。

例えば「他社と比較する癖」、「自己肯定感が低いが故に、承認欲求が高く他社に依存する」、「過去のトラウマから逃げ出せない」などで現状、どうしようもできない状態で一人でストレスを抱えることになるのです。

人は誰しももっており、社長業を営んでおり頭がよく、お金に困らない人でもそういった面はあります。
決して、成功=完璧ではないのです。

先ほど例えた話は切手は切れぬ関係ですが、メタ認知をすることで純粋に自分自身の良さに気付けることで「人は人、自分は自分」と割り切れることができるようになります。

自分の今の立ち位置に戻って来ることができるのです。
「自分はここまで頑張っている」、「毎日、筋トレを続けられている」、「毎日、規則正しい生活リズムで健康を維持している」など自分を見つめ直すことできます。

そうすることで、他社と比較してしまっても人は人、自分は自分という考えになれるのです。

②感情のコントロールができるようになる

感情のコントロールができるようになり、怒り、嫉妬から抜け出せるだけではなく、物事を冷静に判断することで発言の失態などを防げられる確率があります。

先ほど、上げたように怒りや嫉妬で自分を見失っても、メタ認知をすることで自分を見つめ直すことができるため、ストレスが掛かっても長引かずまたは軽減します。

よって、無駄なストレスは自分にかかってこなく、怒りなどがでてもすぐに感情をコントロールで自分で自分を鎮められるのです。

③多方面から物事を考えられるようになる

メタ認知をできることで、自分自身を客観的に見つめることができるようになったら、多方面から他社が自分のことをどう思っているのか、言われなくとも理解できるようになります。

それだけではなく、自分の身の回りはもちろんのこと、他社に対しても多方面から考えられるようになり、全体を見渡せるようになります。

ビジネスにおいては、多方面から物事を考えることで質問されても答えられるだけではなく、提案といった形で会議などで発表(提案)することでできるようになります。

具体的なメタ認知と直感のバランスの方法

視点を変える – 新しい視点から問題を考える技術

自己分析データや仕事のプロジェクトなどといったデータは、時には異なる視点から見直すことも重要です。

問題を別の角度から見ることで、解決策や新たな価値が見出せることがあります。

例えば、顧客満足度のデータを単に「満足しているかどうか」ではなく、「何が不満足の原因か」という視点から分析すると、新たな改善策が浮かび上がります。

  • 具体例:既存の製品データを分析し、売上が伸び悩む原因を考える際、顧客の不満要素や利用頻度の低い機能に着目することで新たな改善点を特定します。

分析方法は「効果的な問題解決!なぜなぜ分析で真因をつきとめる方法」をみてもらえると見直しやすくなります。


情報の整理法 – 情報を効果的に整理する方法

データが豊富な現代において、情報をいかに効果的に整理し、優先順位をつけるかが意思決定のスピードと精度を大きく左右します。情報整理のスキルを高めることで、意思決定がより効率的かつ正確に行えます。

  • 具体例:売上や顧客データなどの膨大な情報を整理し、必要な情報にすばやくアクセスするために表やグラフを活用し、意思決定に役立つデータの要点をまとめます。

長期的視野 – 短期と長期のバランスを考える

データを活用した意思決定には、短期的な利益だけでなく、長期的な視野も必要です。

短期的な数値に囚われず、将来の利益やリスクも考慮した判断を行うことで、持続可能な成長を目指せます。

  • 具体例①
    広告キャンペーンを実施する際、即効性のある売上アップだけでなく、長期的なブランド価値や顧客ロイヤルティも考慮して判断します。
  • 具体例②
    積立NISAといったのもドル建て平均法は短期的にみると上がったり下がったりだが、長期的にみると右肩上がりになっています。そのため、今後の老後資金といった未来に投資するといった形で短期と長期をみた上で、積立NISAをやる人が増えています。

リスク評価 – リスクを考慮した意思決定

リスク評価は、意思決定において不可欠なプロセスです。

リターンあるとこにリスクはつきものです。そのリターンが大きければ大きいほど、リスクは大きくなります。

データに基づいてリスクの特定と評価を行うことで、事前に適切な対策を講じることが可能になります。

データからリスクの可能性を洗い出し、どの程度まで許容できるかを明確にすることが必要です。

  • 具体例:新たな市場への進出を検討する際、過去のデータを元に競争環境や市場の需要を評価し、進出するリスクと利益を比較して判断します。

まとめ

今回はメタ認知と直感のバランス、自分の思考を客観視し、直感を活かす方法について紹介しました。

プライベートとビジネスは関係ないと思われがちですが、実はプライベートの中でも無意識に意思決定を行っています。

それを意識していることを意識し、ビジネスにおいても自分を多方面から考えることでメタ認知を上げられ自己肯定感もあがります。

また、ビジネスにおいてデータを駆使した意思決定には、さまざまな思考力とスキルが必要です。

批判的思考や創造的思考、システム思考といった複数の視点を組み合わせ、柔軟かつ戦略的な判断を下すことが可能になります。

今回ご紹介した一連のステップと具体例を活用して、より強化された意思決定力を手に入れ、ビジネスや個人の成功を目指しましょう。

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